設計業務においての3D-CAD活用方法
2016.09.21
カテゴリ:3D-CAD
設計業務においての3D-CAD活用方法
CIM推進室の大浜です。
今回は、道路の設計設計業務において、3D-CADの活用方法について
紹介したいと思います。
運転時に植樹桝や電柱などに通行車両が隠れて、通行車両が見えにくい場合が
あったので、3D-CADでモデリングしたらどうなるのか確認してみました。
この画像は、道路を上空から見た状況です。
二つの車両の位置は固定して、植樹桝の位置を移動させます。
次に、運転者からの目線について確認したいと思います。
確認するのは、緑色の車両です。
A案の場合では、通行車両が樹木に隠れて少し見えにくくなっており、また歩行者に
目線が行くことによって、通行車両の確認が遅れる可能性が考えられます。
B案の場合では、車両が見えやすくなっているのが分かると思います。
以上のことから、工事前に植樹桝などの位置について確認することによって、通行する
車両に支障が無いか確認することができました。
チョットしたことではありますが、交通事故を未然に防げるのではないかと考えます。